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4D-EXECUTER特別試写会スペースワールド編

※注…画像はGW後半にアップ予定です。しばらくお待ち下さい

2001年4月27日、北九州市のスペースワールドで新型ホラーアトラクション、「BIOHAZARD 4D-EXECUTER」のマスコミプレビューが行われました。プレビューにはデジタルアミューズの吉田健治氏、カプコンの小林裕幸プロデューサーやライセンサーの佐野孝行氏が駆けつけ、数十人の入場者もアトラクションを体験。正式公開は4月28日からですが、この春最も人気のアトラクションとなりそうです。
||||||| アトラクションの周辺
スペースワールドは北九州市八幡東区に12年前にオープンした「宇宙」がコンセプトのテーマパーク。BIOHAZARD 4D-EXECUTERはメインエントランスを入って右へ曲がり、3分ほど歩いたところにあります。
公開が近いこともあり、園内には案内看板やポスターが設置されています。
建物は明るいパステルカラーのデザインですが、壁面には登場人物のプリント、ロゴ入りドラム缶などが設置されていて目を引きます。ゲートをくぐるとアンブレラのロゴがあちこちに表示され、アンブレラ社の施設に入っていくというイメージ。
※このアトラクションは入場フリーパス対象外です。入場には別途1人500円が必要です。
||||||| まずは体験!
建物の中に入っていくと、アンブレラ社の研究員とおぼしき白衣の人が待っています。3D映像を見るための「アイシールド」を受け取り、プレショーが行われるスペースへ入っていきます。
ほどなく正面の壇上に別の研究員が登場。きょうはアンブレラ社が誇る最新技術の一部を紹介してくれるとのこと。ところが、セットしたビデオの回線が間違ってラクーンシティで拡大中のバイオハザード報告用のものにつながってしまいます。行方不明のDr.キャメロンを捜索するために送りこまれたクラウスらUBCS部隊からの報告などが流れます。
そしていよいよ、シェルターに避難するよう促され、シアターの座席へ。映像内容についてはあえて触れませんが、400インチの大画面からの3D映像とギミックチェアの効果はかなりの迫力。椅子には深く腰掛けて鑑賞することをおすすめします(^^)。本編は約14分ですが、面白くてあっという間に感じることは間違いなし。
||||||| 関係者も400インチの巨大スクリーンに感激
体験のあと、関係者の皆さんの挨拶と質疑応答がありました。

・スペースワールド 天谷博氏
私達はつねに『新しい話題を提供したい』と考えています。今回は博報堂、デジタルアミューズ、カプコンさんから協力を得てプロジェクトを進めてきました。
BIOHAZARD 4D-EXECUTERは、世界的に有名なテレビゲームソフトというブランド力を背景に、エンターテイメントと特殊効果をいかに駆使するか、ということを考えて作られたアトラクションです。「4D」というのは3D映像にギミックチェアの1Dを加えたものですが、ゴールデンウイークのスタートに向けてふさわしい内容のものだと思います。

・デジタルアミューズ 吉田健治氏
CGムービーの作成を担当しました。今回のBIOHAZARD 4D-EXECUTERは東京のとしまえんと北九州のスペースワールドで同時公開されます。
実は東京は200インチと、画面がスペースワールドの4分の1の大きさなのです。
400インチのスクリーンで見たのは今日が初めてですが迫力が違いますね。
今回は、九州地区ではじめてギミックチェアのアトラクションを導入しました。
簡単な制作工程を紹介すると、椅子の設計から始めています。椅子の動きや仕掛けを最初に決めて、映像を作っていったわけですね。
ムービーはごらんのように立体特殊効果を持っていて、キャラクターの動きも非常にリアルです。この動きはモーションキャプチャーという技術を利用してCGにあてはめていきました。プロジェクトは足掛け3年かかりました。CGムービーにかかったのは1年くらいですね。

・カプコン 小林裕幸プロデューサー
今回のアトラクションのもとになっているゲーム、バイオハザードは今年の3月で5周年を迎えました。バイオハザードには初期からかかわっています。
今年の夏にはカプコンから「デビルメイクライ」というゲームが発売されますが、現在は違うプロジェクトでバイオハザードの続編を制作中です。
バイオハザードについては秋以降に何らかの発表ができると思っています。
BIOHAZARD 4D-EXECUTERは初めて見ましたが、とても良く出来ていて驚きの連続でした。

・カプコン 佐野孝行ライセンサー
このアトラクションの売りは、ゲーム以外で「バイオハザード」という名のつく映像はこれが初めてだということです。
また、九州でバイオハザード関連のイベントを行うことも初めてです。
これを機に、見た皆さんの素直な反響が広がっていってくれればよいと思います。口コミや感想はぜひ期待したいところです。
今後はゲームのグッズなど、ハード面とソフト面が融合できる良い形のものをさらに残したいし、びっくりするような仕掛けをどんどん作っていきたいですね。

・博報堂 高松茂夫氏
スペースワールドでは、3年前からの大晦日カウントダウンコンサートなどをプロデュースしています。
スペースワールドは数々の絶叫マシンがありますが、それに加えてこのようなコミュニケーション型の施設が欲しいと考えていました。
ギミックチェアなどの機材は東京から3000キロ以上の距離を越えて運んできたものですが、その価値は十分にあると思っています。

●ライブに行くような感じです
Q:テレビゲームの世界をテーマパークで展開しようと思った理由は?
A:もともとゲームは家でするものです。画面に向かい、自分がコントローラを握ってプレイヤーとなって楽しむものですよね。で、たとえば「バイオっていいよね」という人がいたときにアーティストのライブに行く感覚でこの映像を楽しんでもらえればいいと思います。「家を出て、たまには外で遊ぼうよ」という気持ちかな。
今回は品質面で納得の行く作品ができたので第二弾、第三弾もつながっていけるといいなとは思っていますが。
他の作品で映画化、アニメ化などをやっていますが、テンションの高さはそれと同じなんです。(カプコン:佐野氏)

Q:スペースワールドへの導入理由を教えてください。
A:スペースワールドは西日本で最大級のテーマパークです。私も実際に訪れてみて、いろんな楽しみ方ができてたくさん遊べるところだな、と思いました。
今回は東京のとしまえんでも公開されますが、「東のとしまえん、西のスペースワールド」でお任せして安心、という気持ちでいます。(カプコン:佐野氏)
||||||| グッズだって売ってます
BIOHAZARD 4D-EXECUTERの公開と同時に、建物横には「BIOHAZARD MUSEUM」が併設されました。こちらはバイオハザードのオリジナルグッズを販売。今年の春のゲームショウで発売されたバイオアロハシャツ(私も買いました^^:)、Tシャツを始めとしたアイテムがあります。この中でも何点かは数量、期間限定となっているグッズもあるとか。
また、今回の公開を記念して特別に作られたTシャツもあります。
アトラクションを楽しんだあとはBIOHAZARD MUSEUMへ直行だ!
||||||| オマケ(^-^)
2001年7月4日〜11月4日までの4ヶ月間、
スペースワールドのすぐ隣で『北九州博覧祭2001』が開催されます。

『北九州博覧祭2001公式ホームページ』
url : http://www.city.kitakyushu.jp/~k0401050/index_2.html

遠征狙っている人は期間中にスペースワールドも博覧祭も一度に楽しんじゃうってのもアリかもヽ( ´ー`)丿
取材・構成・文:三河ねこ
編集:Ken+(荒木)
写真:三河ねこ
協力:カプコン/デジタルアミューズ
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